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学生活動  2020.09.16

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名高速公社50年 橋脚アート 5カ所 名芸大生がデザイン

公社設立50周年記念で橋脚に施されたラッピングアート。手前は、公社のイメージソングを歌う名古屋芸術大生ら=北区清水で

公社設立50周年記念で橋脚に施されたラッピングアート。手前は、公社のイメージソングを歌う名古屋芸術大生ら=北区清水で

 名古屋高速道路公社(北区清水)の設立50周年を記念し、名古屋芸術大(北名古屋市)の学生がラッピングアートを施した同高速橋脚のお披露目式が15日、同公社前で開かれた。橋脚アートは、ともに今年で設立、開学から50周年を迎える公社と大学の共同事業で、この場所を含め市内計5カ所で楽しむことができる。 (水越直哉)

 両者は今年1月に連携協定を締結。名古屋芸術大生たちが、公社設立50周年の記念ロゴやラッピングアートなどの作成に取り組んできた。すでにロゴは完成し、公社の文書などで使われている。

 この日の式典では、円筒形の橋脚の表面いっぱいに描かれた縦10メートル、幅5メートルのラッピングアートがお目見え。2026年に名古屋市などで開かれるアジア競技大会がテーマで、落ち着いた紫や紺色を背景に柔道のイラストを描いた。

 ラッピングアートはこのほか、矢場町交差点(中区)、円頓寺交差点(西区)、ささしまライブ(中村区と中川区)、名古屋みなとアクルス前(港区)の橋脚計9本にも演出した。いずれもアジア大会をイメージしテニスや競泳などの絵をデザイン。18日までにすべて完成する。

 手掛けたのは同大芸術学科の学生計7人。3年の荒木香奈子さん(21)は「全てのラッピングアートに幾何学模様を入れることで統一感を出した。みんなで協力してやったので、達成感があります」と話した。

 会場では、名古屋芸術大生がつくった公社のイメージソング「君と行きたい」の発表もあった。高速での心地よい走りや景色をイメージした明るい曲で、同大の学生グループが早速歌い上げた。今後、公社のホームページで聴けるようになる。

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