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学生活動 2020.08.21
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教員目指す学生ら消毒に一役 岐阜女子大生 山県・高富小で
新型コロナウイルスの感染対策に苦心している教育現場を手助けしようと、教員などを目指している岐阜女子大(岐阜市太郎丸)の学生らが、山県市の高富小で教室などの消毒作業に一役買っている。学生らの夏休み中は休止しているが、9月下旬から再開し、本年度いっぱい取り組む予定。(形田怜央菜)
同校では、教員らが休校中から教室内の机やいす、トイレや階段の手すりなどをアルコール消毒。保護者の協力も得ながら続けてきた。ただ、作業には30分ほどかかり、授業の準備などもある教員の負担になっていた。
同校の大村統子校長が、教育実習などで普段から関係がある岐阜女子大に相談。同大文化創造学部で初等教育学を専攻し、小学校や幼稚園の教員を目指す3、4年生約50人が「お世話になっている小学校の役に立てるのなら」と手伝うことを決めた。6月中旬から同校が会議などで特に忙しい月、木曜の週2回、10人前後の学生が訪れる。
夏休み前に参加した学生らは、机や椅子をアルコールで拭き取る作業を手際よく進めた。同大3年の飯田花純さん(20)は「消毒は子どもの命を守ることにつながり、教員の仕事の勉強にもなる」と語った。
大村校長は「学生らの社会を担う意志の強さが頼もしい」と感謝していた。
(2020年8月21日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)
同校では、教員らが休校中から教室内の机やいす、トイレや階段の手すりなどをアルコール消毒。保護者の協力も得ながら続けてきた。ただ、作業には30分ほどかかり、授業の準備などもある教員の負担になっていた。
同校の大村統子校長が、教育実習などで普段から関係がある岐阜女子大に相談。同大文化創造学部で初等教育学を専攻し、小学校や幼稚園の教員を目指す3、4年生約50人が「お世話になっている小学校の役に立てるのなら」と手伝うことを決めた。6月中旬から同校が会議などで特に忙しい月、木曜の週2回、10人前後の学生が訪れる。
夏休み前に参加した学生らは、机や椅子をアルコールで拭き取る作業を手際よく進めた。同大3年の飯田花純さん(20)は「消毒は子どもの命を守ることにつながり、教員の仕事の勉強にもなる」と語った。
大村校長は「学生らの社会を担う意志の強さが頼もしい」と感謝していた。
(2020年8月21日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)