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大学院生 顔シールド設計 愛知工科大 蒲郡市に60個寄付
蒲郡市の愛知工科大が、フェースシールド60個を市に寄付した。大学院工学研究科1年の忠内洋樹さん(23)=豊橋市在住=が設計し、大学が所有する3Dプリンターでフレーム部分を製作した。
忠内さんは医療工学が専門で、脳血管の手術を支援するロボットの研究に取り組んでいる。新型コロナウイルスの対応に追われる医療現場で役立ててもらおうと、5月からフェースシールドの試作を繰り返した。
フレームはプラスチック製で、市販のクリアファイルやゴムひもを組み合わせて使う。人によって違う頭の形に合わせられるように工夫してあり、こめかみの辺りにずり落ちを防ぐシリコンゴムの部品がある。
17日に市役所で贈呈式があり、忠内さんは「いろんな人に長く使ってもらえたら」とあいさつ。鈴木寿明市長が試着して「ずれない。素晴らしい」と称賛した。
(木下大資)
(2020年6月21日 中日新聞朝刊東三河版より)
忠内さんは医療工学が専門で、脳血管の手術を支援するロボットの研究に取り組んでいる。新型コロナウイルスの対応に追われる医療現場で役立ててもらおうと、5月からフェースシールドの試作を繰り返した。
フレームはプラスチック製で、市販のクリアファイルやゴムひもを組み合わせて使う。人によって違う頭の形に合わせられるように工夫してあり、こめかみの辺りにずり落ちを防ぐシリコンゴムの部品がある。
17日に市役所で贈呈式があり、忠内さんは「いろんな人に長く使ってもらえたら」とあいさつ。鈴木寿明市長が試着して「ずれない。素晴らしい」と称賛した。
(木下大資)
(2020年6月21日 中日新聞朝刊東三河版より)