自己紹介などをして親睦を深める新入生ら＝日進市岩崎町竹ノ山で

　日進市の名古屋外国語大は２０日、４月に入学した新入生向けのオープンキャンパスを開いた。新型コロナウイルスの影響で入学式が中止され、前期はオンライン授業となる中、来校する機会のない学生に、キャンパスの雰囲気を味わってもらおうと企画した。

　今年は外国語学部など計４学部で１１３５人が入学。オープンキャンパスは２０日～７月１１日の毎週土曜に計１０回、学科や専攻ごとに約１００人ずつが２時間ほど大学を訪れ、教員や先輩学生から学校生活などの説明を受け、交流する。

　初日は午前と午後の２回で、外国語学部英米語学科英米語専攻の新入生約１８０人が参加し、４年生の学生が海外研修や留学などの経験などを紹介。その後、１５人ほどのグループに分かれた新入生は、自己紹介などをして親睦を深めた。

　参加した新入生の加藤雄大さん（１９）＝瀬戸市＝は「オンライン授業のおかげで同級生と会っても壁を感じなかった」。留学を希望する井上紗良さん（１８）＝岡崎市＝は「大学は高校とは全然違って広いし整備されていてびっくりした。先輩の話を参考にして自習なども頑張りたい」と意気込んだ。　（吉本章紀）

（2020年6月21日　中日新聞朝刊市内総合版より）