楽しく手の洗い方が学べる手遊び「かたつむりのてあらい」の一場面

　新型コロナウイルス感染が拡大し、外出の機会が減った子どもたちに家の中で楽しんでもらおうと桜花学園大・名古屋短期大（豊明市）は、学生たちが作った絵本の読み聞かせや手遊びなどの動画をまとめたインターネットの特設サイトを公開した。

　サイト「創作あそびと手づくり絵本」の中では、３分ほどの遊びの動画計約５０本をまとめた。歌と音楽に合わせて楽しく手洗いの仕方を教える「かたつむりのてあらい」や、立体仕掛け絵本をめくりながら登場する動物を推理していく「あなたはだあれ」など学生たちの力作がラインアップされている。

　３年ほど前から、同大保育学部では授業で絵本を、同短大保育科ではゼミで手遊び・体遊びを、学生たちが作って学内で発表している。その中から優秀作品を動画にしてネット上で公開しており、今回は子育て支援チャンネルのような形にした。

　監修を手掛ける大谷岳（たかね）学長は「親子で楽しんで絆を深めてもらいたい」と話していた。同大・短大のホームページから閲覧できる。　（平木友見子）

（2020年4月5日　中日新聞朝刊愛知総合版より）