協定を結んだ加藤市長（左）と石原学長＝岐阜県土岐市役所で

　岐阜県土岐市は２５日、中部大（春日井市松本町）と地域の活性化や人材育成などの分野で連携する協定を結んだ。

　土岐市と大学との連携は５件目。中部大は東濃地域では多治見、瑞浪、恵那、中津川の４市と既に連携協定を結んでいる。市役所で開かれた締結式で石原修学長は「美濃焼などの伝統文化を有する土岐市と協定を結ぶことができ、喜ばしい」とあいさつ。加藤淳司市長は「まちづくりや教育などの分野で中部大の力をお借りしたい」と話した。

　市内の保育園や幼稚園に中部大の教員志望の学生を実習生として派遣したり、ＪＲ土岐市駅の周辺利活用に向けた研究会に教員を招いたりする事業などが検討されている。

（2020年2月26日　中日新聞朝刊近郊版より）