学生と意見交換する議員ら（手前）＝半田市の日本福祉大学半田キャンパスで

　半田市議会での質問内容などをまとめた冊子「はんだ市議会だより」を読まれるものに改善するため、市議会広報委員会は３０日、半田市の日本福祉大半田キャンパスで、福祉工学科の２、３年生の学生４人と意見交換会を開いた。

　市議会だよりは同委が年５回発行している。市報に折り込まれるなどして市民に配布されているが、若者に読まれないなどの課題があるという。同委は高校生との意見交換会を既に開催しているが、大学生とは初めて。

　会の中では、紙面について学生から「２色刷りは読みにくい。写真の部分だけでもカラーにしたらどうか」「１ページだけでも子ども向けの内容の部分を作ったらどうか」などの意見が出た。

　市政全般に関しても「都市設計の学生コンペが開催されたら関心を持てると思う」などの声があった。

（2020年1月31日　中日新聞朝刊知多版より）