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お知らせ  2020.01.12

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「原爆巡る問題現代にもつながる」 名大院生・愛葉さん特別講義 名学院大 被爆した祖父との対話本出版

原爆で被爆した祖父の思いを語る愛葉さん=熱田区の名古屋学院大名古屋キャンパスたいほうで

原爆で被爆した祖父の思いを語る愛葉さん=熱田区の名古屋学院大名古屋キャンパスたいほうで

 被爆者の祖父との対話をつづった本「祖父とあゆむヒロシマ」(風媒社)を昨年5月に出版した名古屋大大学院生の愛葉由依さん(26)=愛西市=が8日、名古屋学院大(熱田区)で特別講義をし、学生ら約80人に戦時下の教育や若年兵の思いについて語った。
 愛葉さんの祖父加藤浩さん=昨年11月、93歳で死去=は、1945年8月、原爆投下直後の広島市で救護活動に携わり、入市被爆した。愛葉さんは祖父と一緒に広島を訪ねるなどし、聞き取った体験を本にまとめた。

 講演では、「日本人は死ぬまで戦わなかん」などと生前語った祖父との対話の録音データを流しながら、戦時下の軍国主義教育の実態を紹介。18歳の新兵だった祖父は上官に逆らうことができず、救護活動時は無数の死体を前に「人間らしい感覚を保つことも難しかった」と語った。

 また、原爆の被爆者らと東京電力福島第一原発事故の避難者らはともに「放射能がうつる」などの風評被害にさらされたと説明。「ヒロシマを巡る問題は遠い過去のものではなく、現在の出来事ともつながっている」と訴えた。

 名古屋学院大の土屋勝彦教授が、愛葉さんの恩師と親しかった縁で企画した。 (松野穂波)

(2020年1月12日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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