大人気だったバルーンアート＝尾張旭市の名古屋経営短期大で

　園児と地域の高齢者を招いた、尾張旭市の名古屋経営短期大子ども学科の学生約４０人による「クリスマスマーケット兼多世代交流会」が１９日、同短大体育館であった。

　保育現場を理解しようと同学科の１年生が園児を招いて毎年開いている。今回、市の多世代交流事業の一環で初めて地域の高齢者に参加を呼び掛け、同市の稲葉保育園児約４０人と高齢者４人が参加した。

　輪になってフォークダンスを踊った後、学生が「トーンチャイム」を演奏。マラカスやツリーなど手作りの品が並ぶクリスマスマーケットは盛況で、サンタクロースの顔が描かれた帽子をかぶった園児らがバルーンアートに行列をつくった。

　園児（５つ）は「大好きなピンク色の風船がもらえてうれしかった」と喜んだ。同市の高齢者は「子どもたちがかわいかった」と笑顔を見せた。（西川侑里）

（2019年12月24日　中日新聞朝刊なごや東版より）