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お知らせ  2019.10.11

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インクルーシブ教育士 岡崎女子大、来年度に新学内資格 障害児、外国籍の子らに対応

 岡崎女子大(岡崎市中町1)が2020年度から、新たに「インクルーシブ教育士」という学内認定資格を設ける。保育・教育現場で障害や療育児のほか、日本語に触れる環境が少ない外国籍の子どもなど特別な支援が必要な場面に対応できる学生を育てることを目指す。

 「インクルーシブ教育」とは、障害の有無にかかわらず互いを思いやり、適切な配慮や支援をしながら同じ環境で学び合うことを目指す教育の考え方。岡崎女子大は保育士を多く輩出する大学で、将来現場に出て活躍する学生が多様な子どもと自然に寄り添えるようになってほしいとの思いで新設した。

 子ども教育学部の学生が対象で選択制プログラム。5科目9単位でインクルーシブの概念や障害児教育などを学ぶ講義をはじめ、幼稚園やこども園での現場実習のほか、現場で働く保育士や教員を交えた事例研究など、実践的に学びを深める。単位を取ると資格を得られる。

 大岩みちの副学長は「これからの時代に必要なインクルーシブの考え方や実践を学ぶことで、就職の際のアピールにもなる」と話す。(問)岡崎女子大=0564(22)1295

 (細谷真里)

(2019年10月11日 中日新聞朝刊県内版より)

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