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タイ少数民族の子と触れ合い 愛知大生 夏休みにボランティア
愛知大の学生がタイ北部のチェンマイの孤児院で暮らす山岳地帯の少数民族の子どもたちと交流した。夏季休暇を利用したボランティア活動として昨年から始まった事業で今回は2回目。学生59人がタイの実情を学んだ。 (武藤周吉)
多感な学生時代に異文化に触れたり、世界の貧困問題に関心を持ったりしてもらおうと愛知大が企画。8月4~12日、同月19~27日の前後半に分かれて現地を訪問した。
学生が訪れたチェンマイの孤児院では学校に通えない山岳地帯の少数民族の子どもたちを受け入れている。子どもたちと身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取り、縄跳びや水風船、シャボン玉などの遊びを教えたり、日本料理を振る舞ったりした。ほかにも日本のアイドルの踊りを披露したり、タイの子どもたちから伝統の舞踊を見せてもらったりした。地元の小中高校も訪問して、折り紙を教える活動をした。
同大2年の後藤歩さん(19)は「子どもたちの明るさ、純粋さに触れると同時に、貧困や人身売買など子どもたちが置かれている環境にも思いをはせた。今後も関心を持ち続けたい」と語った。同大2年の石川絵梨さん(19)は学生サークルで活動しているバルーンアートを現地の子どもたちに教えて交流した。「子どもの笑顔が印象的だった。海外へのボランティアを今後も続けたいと思った」と話していた。
(2019年9月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)
多感な学生時代に異文化に触れたり、世界の貧困問題に関心を持ったりしてもらおうと愛知大が企画。8月4~12日、同月19~27日の前後半に分かれて現地を訪問した。
学生が訪れたチェンマイの孤児院では学校に通えない山岳地帯の少数民族の子どもたちを受け入れている。子どもたちと身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取り、縄跳びや水風船、シャボン玉などの遊びを教えたり、日本料理を振る舞ったりした。ほかにも日本のアイドルの踊りを披露したり、タイの子どもたちから伝統の舞踊を見せてもらったりした。地元の小中高校も訪問して、折り紙を教える活動をした。
同大2年の後藤歩さん(19)は「子どもたちの明るさ、純粋さに触れると同時に、貧困や人身売買など子どもたちが置かれている環境にも思いをはせた。今後も関心を持ち続けたい」と語った。同大2年の石川絵梨さん(19)は学生サークルで活動しているバルーンアートを現地の子どもたちに教えて交流した。「子どもの笑顔が印象的だった。海外へのボランティアを今後も続けたいと思った」と話していた。
(2019年9月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)