間野学長（左）から学位記を受け取る卒業生＝関市市平賀の岐阜医療科学大で

　岐阜医療科学大（関市市平賀）で２０日、卒業式と修了式があり、２９９人がそれぞれの進路へ巣立った。

　卒業生は臨床検査学科１０４人、放射線技術学科９２人、看護学科８４人。修了生は大学院８人、助産学専攻科１１人。同大が短大から４年制になった２００６年度に着任し、１８年度で退任する間野忠明学長が、学位記や修了証書を手渡した。

　間野学長は式辞で「人に優しく温かく、思いやりのある医療技術者として大きく成長することを願う」と述べた。卒業生代表の北原史也（ふみや）さん（２２）＝放射線技術学科＝は「学んだこと、体験したこと、先生方や仲間との出会いをこれからの人生の糧として日々前進していきたい」と誓った。

　同大は４月に可児キャンパス（可児市虹ケ丘）を開設し、看護学科を移転させる。

　（田中富隆）

（2019年3月21日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）