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学生活動 2019.03.02
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新しいまちづくりにヒント 春日井・高蔵寺NT 中部大生が広報紙作りに協力
春日井市の高蔵寺ニュータウン(NT)内の交流施設「グルッポふじとう」で16、17日、よりよい暮らしを提案するイベント「高蔵寺ニュータウン未来展」(中日新聞社販売局主催)が開かれる。イベントを盛り上げようと近くの中部大の学生たちが広報紙作りに協力し、NTへの知識を深めたり、新しいまちづくりの形を考えたりした。(丸山耀平)
昨年12月、学生たちは東海テレビ(名古屋市東区)を訪問。高蔵寺NTを舞台にした番組の制作者や、日々の暮らしを話題にするコーナーの担当者らに取材した成果を広報紙に盛り込んだ。
人文学部2年の赤羽まゆみさん(20)と上出実芙さん(20)は、東海テレビの伏原健之(けんし)報道部長(50)にインタビュー取材した。
伏原さんは、高蔵寺NTの設計に携わった建築家の故津端修一さんと妻の故英子さんの晩年を追い掛けたドキュメンタリー番組「人生フルーツ」の監督を務めた。番組は2016年3月に放映され、17年に映画化。全国各地の上映で好評を得ている。
赤羽さんと上出さんはインタビューで、撮影時にこだわった点やNTの印象などを質問。津端夫妻への2年にわたる密着の経緯について、伏原さんから「年を取るのが楽しみだなと(見る人に)思ってもらえるように作った。丁寧に生きると答えが出てくるというメッセージを込めた」との意図を引き出した。
インタビュー後、上出さんは「改めて高蔵寺は誇らしいまちだと思った。いろんな人に知ってもらいたい」と話し、赤羽さんも「高齢化のイメージもあるが、実はとても魅力のある街。街のことを好きになる人が増えてほしい」と高蔵寺NTへの思いをはせた。
人文学部1年の跡見美祐さん(19)と太田潤輝さん(19)は、中日新聞生活面の定番コーナー「くらしの作文」の音読番組を担当する東海テレビの庄野俊哉アナウンサー(53)にインタビュー。音読は高齢者が対象ではなく、全世代に向けて読んでいると説明を受けた。
跡見さんと太田さんは「地域に音読の輪が広がれば、まちの活性化につながるのではないか。高蔵寺が時代を先取りする地になるかもしれない」と新たなまちづくりの可能性を感じていた。
▼高蔵寺ニュータウン未来展サイト
https://kozoji-nt-mirai.jp/
(2019年3月2日 中日新聞朝刊近郊版より)
昨年12月、学生たちは東海テレビ(名古屋市東区)を訪問。高蔵寺NTを舞台にした番組の制作者や、日々の暮らしを話題にするコーナーの担当者らに取材した成果を広報紙に盛り込んだ。
人文学部2年の赤羽まゆみさん(20)と上出実芙さん(20)は、東海テレビの伏原健之(けんし)報道部長(50)にインタビュー取材した。
伏原さんは、高蔵寺NTの設計に携わった建築家の故津端修一さんと妻の故英子さんの晩年を追い掛けたドキュメンタリー番組「人生フルーツ」の監督を務めた。番組は2016年3月に放映され、17年に映画化。全国各地の上映で好評を得ている。
赤羽さんと上出さんはインタビューで、撮影時にこだわった点やNTの印象などを質問。津端夫妻への2年にわたる密着の経緯について、伏原さんから「年を取るのが楽しみだなと(見る人に)思ってもらえるように作った。丁寧に生きると答えが出てくるというメッセージを込めた」との意図を引き出した。
インタビュー後、上出さんは「改めて高蔵寺は誇らしいまちだと思った。いろんな人に知ってもらいたい」と話し、赤羽さんも「高齢化のイメージもあるが、実はとても魅力のある街。街のことを好きになる人が増えてほしい」と高蔵寺NTへの思いをはせた。
人文学部1年の跡見美祐さん(19)と太田潤輝さん(19)は、中日新聞生活面の定番コーナー「くらしの作文」の音読番組を担当する東海テレビの庄野俊哉アナウンサー(53)にインタビュー。音読は高齢者が対象ではなく、全世代に向けて読んでいると説明を受けた。
跡見さんと太田さんは「地域に音読の輪が広がれば、まちの活性化につながるのではないか。高蔵寺が時代を先取りする地になるかもしれない」と新たなまちづくりの可能性を感じていた。
▼高蔵寺ニュータウン未来展サイト
https://kozoji-nt-mirai.jp/
(2019年3月2日 中日新聞朝刊近郊版より)