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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2018.11.16

鵜匠の技 間近で鑑賞 関で中部学院大生 鵜を操り歓声

足立鵜匠に教わりながら、手縄を持って鵜を操る学生=関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスで

足立鵜匠に教わりながら、手縄を持って鵜を操る学生=関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスで

 鵜をプールに放ち、鵜匠の技を間近で鑑賞する小瀬鵜飼の実演会が14日、関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスであった。(鈴木太郎)

 関市、市観光協会と連携した同大の授業「美濃と飛騨のふくし」の一環で開催。受講者20人以外にも、若い世代の学生に鵜飼いを広く知ってもらおうと、食堂前の広場で昼休みの時間に合わせて開催した。

 会場では腰みのを着けた足立陽一郎鵜匠が3羽の鵜を操り、プールで泳ぐアユを捕まえる漁を実演。学生ら約150人が集まり、スマートフォンを向けて写真を撮るなどして楽しんだ。学生の一部は鵜の首に手縄を付ける作業の手伝いや、手縄を持って鵜を操る体験をした。鵜が羽ばたいて水しぶきを上げると会場からは大きな歓声が上がった。

 鵜の首を触って手縄付けを手伝った、短期大学部社会福祉学科1年生でミャンマー出身のンクム・ブランションさん(29)は「鵜を触るのは初めてで最初は怖かったが、慣れてくると自分の思うように鵜が動いてくれてうれしかった」と話していた。

(2018年11月16日 中日新聞朝刊中濃総合版より)

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