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学生活動  2018.11.16

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県食材で「贅沢おかき」 菓子店と学生開発 きょう発売 松阪牛、伊勢エビ…「土産に最適」

鈴木知事(後列右)と、商品をPRする中京大の宮川教授(後列中)や学生ら=県庁で

鈴木知事(後列右)と、商品をPRする中京大の宮川教授(後列中)や学生ら=県庁で

 中京大(名古屋市)の学生たちが、菓子製造販売「風味堂」(松阪市)などと協力して開発した米菓「贅沢(ぜいたく)おかき 三重のよくばりさん」が16日に県内で発売される。県産の食材にこだわって製造しており、開発に携わった同大総合政策学部の東真司さん(21)=四日市市=は「幅広い年代がおいしいと思える味に仕上がった」と出来栄えに自信を見せる。(鈴鹿雄大)

 同学部の学生らは4月にお土産向けの米菓の開発を企画。風味堂やNEXCO中日本名古屋支社などと協力し、サービススエリア(SA)の利用者へのアンケート結果を参考に約100のアイデアを提案し、関係者が集まる会議で意見をまとめた。

 商品は松阪牛、あおさ、海苔(のり)わさび、伊勢エビ、ひじき、真珠塩(マイヤーレモン風味)の6種類。県産の材料にこだわり、若者の目にとまるようにとの思いを込めて、鮮やかな色のパッケージに仕上げた。

 学生らは1日に県庁を訪れ、鈴木英敬知事に商品をPRした。同大の宮川正裕教授(国際経営学)は「学生の若い感覚と大人たちの知識を総合した自慢の商品」と話し、試食した鈴木知事らからも高評価だった。商品開発に参加した渡部桃子さん(20)=四日市市=は「お土産として全国に故郷の魅力を伝える商品になってほしい」と語った。

 県内のSAやパーキングエリア、風味堂の直営店などで販売する。各60グラム入りで税込み388円。年内に計1万8000個の販売を目指している。

(2018年11月16日 中日新聞朝刊広域三重版より)

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