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学生活動  2018.11.08

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食べて パリ画壇気分を 稲沢 展覧会に合わせ料理提供

学生たちが企画をPRするために作ったチラシ=稲沢市の愛知文教女子短大で

学生たちが企画をPRするために作ったチラシ=稲沢市の愛知文教女子短大で

 稲沢市荻須記念美術館で開かれている20世紀のフランスを代表する巨匠らの作品が並ぶ特別展「山形美術館の名品と荻須が見たパリ画壇」(中日新聞社共催)に合わせ、市内の3つの飲食店がフランスにちなんだ期間限定の特別メニューを提供している。展覧会をきっかけに稲沢を盛り上げようと、地元の愛知文教女子短大の学生が企画した。

 3店舗は、フランス料理店の「コートロティ」(大塚南)、カフェの「ぱっちわーく」(駅前)、洋菓子店の「パティスリーアン デュトンプールラメゾン」(同)。特別展で展示されているシャガールの「新郎新婦のための色の祝祭」をモチーフにしたカモ肉料理や、気軽に楽しめるビストロ料理、レモン風味のフランスの伝統菓子などを用意している。

 今回の試みは、同大生活文化専攻2年生の5人が卒業研究の一環で企画した。5月から飲食店に依頼したり、メニューを紹介するチラシをつくったりして取り組んできた。青木悠華さん(20)は「特別展のために稲沢に来た市外の人に、おいしいものを食べてもらいたい。それをきっかけに市に興味をもってくれたらうれしい」と期待する。

 チラシは各店舗や美術館にある。特別メニューの提供は展覧会最終日の12月9日まで(洋菓子店のみ11月30日まで)。(秦野ひなた)

(2018年11月8日 中日新聞朝刊尾張版より)

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