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学生活動  2018.07.21

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野菜くず だしで健康 きょう、瑞浪 「ベジブロス」試飲

フェアに向けてベジブロスを試作する長尾さん(右)ら=瑞浪市の中京学院大短期大学部で

フェアに向けてベジブロスを試作する長尾さん(右)ら=瑞浪市の中京学院大短期大学部で

 使われずに捨てられてしまう野菜のへたや皮、種などを煮込んで作るだし汁「ベジブロス」を知ってほしい−。中京学院大学短期大学部健康栄養学科(瑞浪市)の学生が21日、同市総合文化センターで開催される環境フェアで、ベジブロスの試飲などを通して、食品ロスの削減を呼び掛ける。 

 ベジブロスは、長ネギの青い部分やカボチャの種、タマネギやニンジンの皮などを30分ほど煮込んで作る。野菜の切れ端には、抗酸化力成分を含み免疫力の向上に効果があるといわれる成分「ファイトケミカル」を豊富に含み、煮込んで加熱することで吸収しやすくなる。味にくせはなく、みそ汁やカップラーメン、炊飯など普段の調理で使う水をベジブロスに変えるだけで気軽に栄養補給ができるとして、最近はひそかに知名度を上げている。

 フェアを主催する市から出展依頼を受けた同学科の山根沙季助手が、ベジブロスを紹介することを提案した。当日は学生3人が塩を加えて飲みやすくしたベジブロスを約100人分提供する。1年生の長尾咲奈さん(19)は「切れ端はおいしくないイメージがあるかもしれないが、ニンジンやカボチャの甘みがあり飲みやすい味です」と話す。

 他にも、外食時に食べきれなかった料理を持ち帰るための容器「ドギーバッグ」100個も配布する。

 フェアは午前10時から午後3時まで。参加無料。大声コンテストやアニメ映画の上映会もある。(斎藤航輝)

(2018年7月21日 中日新聞朝刊東濃版より)

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