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中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2018.05.30

まちづくり学生に4人 尾張旭市が初 学習支援で認定

水野市長(左から2人目)から認定書を受けとった(左から)本村さん、桑田さん、恵村さん=尾張旭市役所で

水野市長(左から2人目)から認定書を受けとった(左から)本村さん、桑田さん、恵村さん=尾張旭市役所で

 尾張旭市は、「市まちづくり活動貢献学生認定制度」で学生4人を認定し、28日、市役所で交付式を行った。

 市や市民団体の活動に参加する18歳以上の学生を対象に4月に創設した。1年以上活動を継続し、計12回以上の実績があることが条件。同市消防本部が昨年から行う「学生消防団員活動認証制度」なども参考にしながら、ほかの活動に取り組む学生も認定できるように制度を作った。

 認定された学生を就職活動でも評価してもらえるよう、市内の企業に呼び掛けているという。

 4人は、子どもたちの学習を支援するNPO法人「しみんシップnet」の活動に参加する東海学園大2年恵村友貴さん(20)=同市平子町、中京大3年柴田哲志さん(20)=同市東栄町、愛知学院大3年桑田亮輔さん(20)=日進市岩崎町、同大4年本村文乃さん(21)=名東区。この日は柴田さん以外の3人が市役所を訪れた。

 桑田さんは「やってきたことが、生徒の成長が認められたみたいでうれしい」と喜んだ。恵村さんは「認定をもらうために参加していたわけではない。居場所づくりや、地元の子のサポートがもっとできれば」と今後の活動に意欲を燃やした。

 水野義則市長は「制度がボランティアのきっかけになればと思うので、周りにも広めてほしい」と話した。(菅谷仁志)

(2018年5月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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