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中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2018.05.21

愛知大学野球 春季リーグ きょう最終V決戦 中京大と直接対決 名城大サヨナラ劇勝

 首位・中京大と2位・名城大の直接対決は、名城大が2−1でサヨナラ勝ち。対戦成績を1勝1分けとした。この結果、21日の3回戦(春日井市民)に勝ったチームが優勝となる。東海学園大は愛大を4−0で下し、対戦成績を1勝1敗として3回戦に持ち込んだ。

■代打・瀬古執念打 V逸危機救った

 勝利の瞬間、名城大ナインが小躍りして一塁側ベンチから飛び出した。負ければV逸という大事な試合は1−1の同点で迎えた9回1死満塁で代打・瀬古が中犠飛を放って執念のサヨナラ勝ち。あと1勝で逆転優勝という状況に持ち込んだ。

 「最終決戦へ持ち込めたというのが大きい。選手がよくやってくれた」と安江均監督(58)は感無量の表情をみせる。その横ではナインが「勝ったぞ!」と雄たけび。チームのムードは早くも最高潮まで達していた。

 勝利を喜び合えるのも投手陣が踏ん張ったからこそだ。先発の村瀬が8イニング1/3を8安打1失点にしのぐと、9回1死三塁で登板した2番手の岩崎は後続を連続三振にピシャリ。中京大に主導権を握らせなかった村瀬は「自分の投球をするだけと心掛けた」。こう語ると、会心の笑みをみせた。

 21日は勝った方が優勝となる。一筋縄ではいかないことは覚悟しているが、エース・栗林の先発を明言した安江監督は、「攻めて攻めて…でいきたいです」。サヨナラ勝ちの勢いのまま、大一番に臨む。 (川越亮太)

■エース大内「悔しい」 中京大

 中京大が名城大の執念に屈した。7回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたが、いずれも無得点。粘投を続けたエース・大内も9回に力尽きた。試合後の大内は「1回に1点を取られた後は先にやらないようにと思っていましたけど…。やはり、悔しいですね」。あと1勝で優勝という状況は変わらないものの、三塁側ベンチは重苦しいムードに包まれていた。

▽2回戦(1勝1敗)
東海学園大 002010100―4
愛大 000000000―0

▽2回戦(名城大1勝1分け)
中京大 000010000―1
名城大 100000001x―2

(2018年5月21日 中日スポーツ9面より)

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