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学生活動 2018.04.23
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知立団地に交流の場を 名城大生 住民と課題話し合う
知立市昭和地区の知立団地で22日、住民の交流の場をつくる「知立団地『みんなのリビング』プロジェクト」が始動した。名城大(名古屋市)の学生や知立市、都市再生機構(UR)が、住民と協力しながら取り組んでいく。
4000人ほどが生活する知立団地は約6割が外国人で、高齢化も進み、住民同士の接点が少ないのが悩みの種。名城大とUR中部支社は3月、団地の課題解決に向けた連携協定を締結した。プロジェクトはその一環で、理工学部建築学科の谷田真准教授(46)と研究室の学生が団地内の公共スペースに机やベンチを設置し、交流の場として活用してもらう構想がある。
この日は、学生や住民ら50人が7班に分かれて団地内にある商店街を散策し、課題などを話し合った。以前にも商店街にベンチが設置されていたがマナーが悪く、やむなく撤去した経緯があり「管理をどうするか」という声が出た。「みんなで一緒に作れば、愛着がわいてマナーを守るのではないか」という提案もあった。
4年加藤光永(みつえ)さん(22)は「お年寄りや子ども、外国人などみんなが壁を感じずに交流して、つながっていくような場にしていきたい」と意気込んだ。(森本尚平)
(2018年4月23日 中日新聞朝刊三河総合版より)
4000人ほどが生活する知立団地は約6割が外国人で、高齢化も進み、住民同士の接点が少ないのが悩みの種。名城大とUR中部支社は3月、団地の課題解決に向けた連携協定を締結した。プロジェクトはその一環で、理工学部建築学科の谷田真准教授(46)と研究室の学生が団地内の公共スペースに机やベンチを設置し、交流の場として活用してもらう構想がある。
この日は、学生や住民ら50人が7班に分かれて団地内にある商店街を散策し、課題などを話し合った。以前にも商店街にベンチが設置されていたがマナーが悪く、やむなく撤去した経緯があり「管理をどうするか」という声が出た。「みんなで一緒に作れば、愛着がわいてマナーを守るのではないか」という提案もあった。
4年加藤光永(みつえ)さん(22)は「お年寄りや子ども、外国人などみんなが壁を感じずに交流して、つながっていくような場にしていきたい」と意気込んだ。(森本尚平)
(2018年4月23日 中日新聞朝刊三河総合版より)