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学生活動  2018.04.15

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起業の夢に前進 松阪の辻さん(名城大1)販売士検定2級合格

販売士検定2級に合格した辻さん=松阪商工会議所で

販売士検定2級に合格した辻さん=松阪商工会議所で

 流通や小売業の専門知識を問うリテールマーケティング(販売士)検定の2級に愛知県の名城大1年、辻彩伽さん(18)=松阪市桂瀬町=が合格した。受験した2月は、松阪市の松阪商業高校3年生。県内の高校生としては唯一の合格者だった。「将来起業するために取りたかった資格の1つで、本当にうれしい」と喜んでいる。 (水谷元海)

 販売士検定は企業経営に関わる人材育成のため日本商工会議所が年に2回行っている。1〜3級があり、2級は販売促進や市場調査に加え、人事や労務管理の知識も問われ、流通や小売業の管理職が持つべき資格と位置付けられている。

 検定2級には全国の5632人が受験。高校生も565人受け、合格率は32.2%だった。

 辻さんは昨年9月から松阪商議所が主催する2級取得のための講習会を同校で受講。週3回、各1時間の講義を受け、毎回家でも1時間自習をして理解を深めた。12月下旬から過去問にも当たり、5年分を繰り返し解いて本番に備えた。

 「バイヤー(買い付け、仕入れ担当)やロジスティクス(物流の効率的管理)など、聞いたことのない単語が多くて大変だった」と振り返る。

 全国商業高校協会の簿記検定1級や商業経済検定1級など10種類の資格を持つ努力家。大学では経営学を学んでおり、経営計画の立案や財務予測ができるようになる販売士1級の取得を狙っている。「新しいことにチャレンジするのが好きで、将来は起業して新しいビジネスモデルをつくりたい」と夢を描いている。

(2018年4月15日 中日新聞朝刊松阪・紀勢版より)

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