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お知らせ  2018.03.14

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医療志望高校生を後押し 日赤豊田看護大が豊田高と協定

協定書を手に握手を交わす日本赤十字豊田看護大の鎌倉学長(左)と豊田高の野村校長=豊田市白山町の日本赤十字豊田看護大で

協定書を手に握手を交わす日本赤十字豊田看護大の鎌倉学長(左)と豊田高の野村校長=豊田市白山町の日本赤十字豊田看護大で

 看護師など医療従事者を志す高校生の後押しをしようと、日本赤十字豊田看護大(豊田市白山町)と県立豊田高(同市伊保町)は13日、教育や研究分野での連携協定を結んだ。同大にとって高校との協定は初めて。(岸友里)

 2018年度以降、大学内の設備を使って高校生向けに応急手当てや災害救助の演習講座を開いたり、大学教員が高校に出向いて看護の基礎に関する授業を行ったりする。双方の教員同士での情報交換や交流も深める。

 豊田高が17年度の入学生を対象に、普通科に「医療・看護コース」(定員40人)を新設したことが締結のきっかけになった。同コースの生徒は2年生から演習講座に参加でき、3年生になると週2時間、看護や医療に関する授業を受ける。

 この日、同大で協定締結式があり、大学の鎌倉やよい学長と高校の野村徹校長が協定書に署名を交わした。

 鎌倉学長は「協定を機に互いに協力し、豊田で看護に対する考え方や技術が発展していってほしい」と期待。野村校長は「生徒たちは大きな援助を受けることができ、高校に新たな魅力が加わった」と感謝を述べた。

(2018年3月14日 中日新聞朝刊豊田版より)

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