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イベント 2018.03.14
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被災地を思い続けて 愛院大セミナー矢野さんら対談
愛知学院大モーニング・セミナーが13日、名古屋市千種区の同大楠元学舎であり、東日本大震災を取材してきた河北新報社(仙台市)防災・教育室長の武田真一さんと、書を通じて被災地で活動するタレントの矢野きよ実さんが対談した。
武田さんは発生から7年たった今も、行方不明者が2500人を超える現状を指摘した上で「まだあきらめずに待つ人もいる事実を伝えたい」と強調。高齢者の避難意識の低さを問題視し、「命が失われると、家族や地域はずっと悔やむ。まずは日常を見直し、逃げる方法を考えてほしい」と訴えた。
矢野さんは肺腺がんの発覚後、被災地の子どもたちから「死なないで」と励まされたことを明かし、「みんなで一緒に生きていくため、被災地のことを思い続けてほしい」と呼び掛けた。
モーニング・セミナーは月1回、市民に無料で開放されている早朝の講座で144回目。 (安田功)
(2018年3月14日 中日新聞朝刊県内版より)
武田さんは発生から7年たった今も、行方不明者が2500人を超える現状を指摘した上で「まだあきらめずに待つ人もいる事実を伝えたい」と強調。高齢者の避難意識の低さを問題視し、「命が失われると、家族や地域はずっと悔やむ。まずは日常を見直し、逃げる方法を考えてほしい」と訴えた。
矢野さんは肺腺がんの発覚後、被災地の子どもたちから「死なないで」と励まされたことを明かし、「みんなで一緒に生きていくため、被災地のことを思い続けてほしい」と呼び掛けた。
モーニング・セミナーは月1回、市民に無料で開放されている早朝の講座で144回目。 (安田功)
(2018年3月14日 中日新聞朝刊県内版より)