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中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2018.01.23

中国人留学生が花巻き 中部学院大 美濃で初「うまくできた」

西部さん(右)らの指導でしないに和紙の花を付けていく学生たち=美濃市中央公民館で

西部さん(右)らの指導でしないに和紙の花を付けていく学生たち=美濃市中央公民館で

 関市にキャンパスがある中部学院大の学生が20日、美濃市中央公民館で、美濃まつりを彩る花みこしに飾る花を「しない」と呼ばれる竹の棒に付ける「花巻き」を体験した。地域連携事業の一環で、中国人留学生を含む6人が参加した。(鈴木太郎)

 同大地域連携推進センターが「ふれあいコラボワークショップ」として企画し、参加者を募集した。美濃市での開催は初めて。

 参加したのは、看護リハビリテーション学部2年の水野瑠太さん、横幕公紀さん、中国から留学している人間福祉学部1年の呉凱迪(ごがいてき)さん、顔笑寒(がんしょうかん)さん、常迎娜(じょういんな)さん、常迎亜(じょういんあ)さん。

 学生たちは美濃まつり実行委員会の会員らの指導で、長さ2〜3メートルほどの「しない」にこよりで2枚1セットにしたピンク色の和紙の花を添え、上から緑色の紙テープを巻き付けながら固定。1本のしないに100本以上の花を付けた。

 「花がつぶれないように」「花同士の隙間が空き過ぎないように」などと助言を受けながら、1本を45分ほどで仕上げた。花を付けたしないは各自の土産として持ち帰った。

 中国山東省出身の呉さんは「日本の祭りに関わるのは初めてで、おもしろい。慣れるまでは難しいが、繰り返すことでうまくできるようになった」と話した。

 ワークショップは4回のプログラムで、昨年12月の学内での実行委員会との顔合わせに続き、この日が2回目。今後は3月に実際にみこしに挿すしないの花巻きを体験し、4月の美濃まつり本番に参加する。

 会長の西部慎一さん(66)は「高齢化でみこしの花巻きをする人手が減ってきている。まずは現状を知ってもらい、興味がある学生には積極的に参加してもらいたい」と期待を込めた。

(2018年1月23日 中日新聞朝刊中濃総合版より)

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