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お知らせ 2018.01.20
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「より良い社会」へ 女性の働き方考察 金沢で勉強会
より良い社会について考える「カッコいいを科学する」勉強会(北陸中日新聞後援)が17日、金沢市片町の金沢学生のまち市民交流館で開かれた。今回は金沢工業大基礎教育部の白木みどり教授が「21世紀を生きる女性のキャリア形成を考える」と題して講演した。カッコいい女子の会の主催。
白木教授は、女性が「出産・育児」で仕事を辞めた理由や、子育て中の仕事の悩みなどのデータを紹介し、「女性は仕事と結婚・出産の間でジレンマを抱えている。子どもを取るか、仕事を取るかになってしまっている」と現状を説明した。
加えて、日本では女性に求められる役割が家庭で慣習化されていたり、管理職を選ぶ際に女性より男性が優先されていたりすることについても触れた。その一方で、男性が働いて、女性は家事をするといった慣習に「女性も甘んじてきた」と話した。
その上で、「日本の人口が減る中で、女性が働くのは当然になってくる。女性の労働力を社会に貢献できるよう、市民が考えていかないといけない」とまとめた。 (草野大貴)
(2018年1月20日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)
白木教授は、女性が「出産・育児」で仕事を辞めた理由や、子育て中の仕事の悩みなどのデータを紹介し、「女性は仕事と結婚・出産の間でジレンマを抱えている。子どもを取るか、仕事を取るかになってしまっている」と現状を説明した。
加えて、日本では女性に求められる役割が家庭で慣習化されていたり、管理職を選ぶ際に女性より男性が優先されていたりすることについても触れた。その一方で、男性が働いて、女性は家事をするといった慣習に「女性も甘んじてきた」と話した。
その上で、「日本の人口が減る中で、女性が働くのは当然になってくる。女性の労働力を社会に貢献できるよう、市民が考えていかないといけない」とまとめた。 (草野大貴)
(2018年1月20日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)