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スポーツ  2018.01.03

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名院大 4強入り 全国地区対抗ラグビー

3トライで勝利に貢献した名院大の海野=名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場で(牧原広幸撮影)

3トライで勝利に貢献した名院大の海野=名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場で(牧原広幸撮影)

 大学選手権に出場できなかった全国8地区の代表がトーナメント戦で優勝を争う第68回全国地区対抗ラグビー大会(中日新聞社後援)が2日、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂ラグビー場で開幕し、名院大(東海北陸)は59−19で新潟大(関東2区)に快勝し、4強入りした。4日の準決勝は札幌大(北海道)−東京学芸大(関東1区)、名院大−環太平洋大(中四国)の組み合わせで行われる。

■9Tで新潟大圧倒

 14年ぶりに出場した名院大が、大勝で初戦を突破した。開始早々、新潟大に先制トライを許したが、その後は計9トライを挙げるなど力の差を見せつけた。3トライのTB海野は「勝ててうれしい。この波に乗って、優勝目指して頑張りたい」と顔をほころばせた。

 今季の東海学生リーグは1部の下位リーグ(A2)で2位だった。代表決定トーナメントでA1のチームに連勝し、北陸地区との代表決定戦にも勝って今大会出場を決めた。例年は11月ごろに活動が終了。今大会に備え、チームはロゴ入りの手袋など防寒用応援グッズを用意した。無事に初戦を突破し、スタンドの観客は身も心もほっこりと暖まった。

 毎年、パロマ瑞穂ラグビー場で開催されるこの大会は、前回大会まで東海地区代表が3連覇中。早坂監督は「優勝して当たり前と言われている。いい意味での重圧にしたい」と意気込む。地元の声援を背に、初の頂点に向けて突っ走る。 (牧原広幸)

(2018年1月3日 中日スポーツ7面より)

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