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2017.12.07

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尾張万歳保存会が演目披露 中部大

 国の重要無形民俗文化財に指定されている県の伝統芸能「尾張万歳」を紹介する講演会が6日、春日井市松本町の中部大であり、知多市の尾張万歳保存会の会員たちがにぎやかに演じた。

 尾張万歳は正月や記念式典などで披露される日本古来の祝福芸。万歳は現在のお笑い漫才の基でもあり、保存会員たちは放映中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」にも出演した。

 講演会は、県事業「あいちの文化学生レポーター」に参加して、尾張万歳の魅力を会員制交流サイト(SNS)などで発信している中部大の学生たちが企画した。

 会場では、企画した人文学部日本語日本文化学科3年豊田優士さん(21)ら4人が学び、感じたことを報告。尾張万歳の歴史を知り、稽古を見学する中で感じた、「笑顔は連鎖する」ことなどを集まった学生たちに説明した。続いて、保存会のメンバー3人が、滑稽な所作で祝いの演目「御殿万歳」を披露し、集まった50人からは笑い声や大きな拍手が起こった。

 豊田さんは「これからも保存会との縁をつないで、素晴らしさを発信したい」と話し、保存会の北川幸太郎会長(84)は「若い人にもっと知ってもらい、伝統を引き継いでほしい」と話した。(丸山耀平)

(2017年12月7日 中日新聞朝刊知多総合版より)

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