外国人留学生を対象にした海津市周遊ツアーが開かれ、岐阜経済大（大垣市）の留学生２７人が海津市内の観光スポットを訪れた。

　観光地としての魅力を母国や友人に発信してもらおうと、市と国土交通省木曽川下流河川事務所が主催。今年で３回目で、中国とベトナム、ネパール出身の留学生が参加した。

　木曽三川公園センターでは展望台からの眺望を楽しみ、スマートフォンで写真を撮る参加者もいた。千代保稲荷神社ではおみくじをひいたり、食事を楽しんだりし、南濃町の果樹園ではミカン狩りを体験した。

　昨年に続いて参加した中国出身の屈春媛さん（２１）は「旅先での食事は大きな魅力。千代保稲荷での食事はおいしかったので、周りの人に広めたら訪れたいという人が増えると思う」と話した。（生田貴士）

（2017年11月30日　中日新聞朝刊西濃版より）

■関連大学はこちら
・ 岐阜経済大学