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中日新聞掲載の大学記事

2017.10.28

大学野球 中部王座決定戦 中部学院大が初戦突破

■代打策ズバリ 6回高見が逆転口火

 ▽東海地区・北陸・愛知3連盟王座決定戦▽第48回明治神宮野球大会大学の部(11月10日から6日間・神宮)中部地区代表決定戦(代表枠1)を兼ねる▽第1日▽27日▽名古屋市・パロマ瑞穂▽1回戦2試合▽中日スポーツ後援

 中部学院大(東海地区1位)が金沢星稜大(北陸2位)に4−2で勝利。日大国際関係学部(東海地区2位)を4−3で下した福井工大(北陸1位)とともに準決勝に駒を進めた。

■稲垣続いた適時打

 北陸随一の右腕と呼び声が高い金沢星稜大のエース・泉に、完璧に抑え込まれた中部学院大打線。187センチの長身から繰り出す140キロ台の速球に手を焼き、5回まで安打が出ない。2失点を喫し、「さすがにヤバい、という雰囲気だった」と4年生の1番打者・稲垣誠也遊撃手(明豊)。空気を変えるため、原克隆監督は6回の先頭に代打を送り出した。

 リーグ戦から切り札として起用してきた高見良太(3年、岡山東商)だ。今季はスタメン落ちしたが、昨季は首位打者にもなった実績を持つ。

 「先頭なんでホームランを狙うくらいの気持ちで思い切ってやればいい」と高見。決意通り外のツーシームを右中間を破って、一気に三塁を陥れた。

 豪快な一打に、稲垣も「完全に流れがこっちにきた、という感じがした」と左翼線二塁打で続いて初得点。失策が絡んで追いつくと、2死後から結城、中山の連打でさらに2点を加えた。

 今季のリーグ戦は10勝1分と圧倒的な戦績で制したが、今回のように代打策が功を奏して逆転勝ちした例も多かったという。「ことしは投手の枚数が多いから、早い段階で代打を使えるんで」と原監督は胸を張る。投手を惜しみなく6人投入して、初戦を突破したナイン。昨年敗れた名城大(愛知2位)との準決勝を前に、層の厚さを見せつけた。 (平野梓)

▽1回戦
金沢星稜大 010100000―2
中部学院大 00000400x―4
本塁打 今村(金)

(2017年10月28日 中日スポーツ8面より)

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