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2017.10.19

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愛知大学野球 秋季リーグ 細川 中部大 意地の2ラン 20日リーグ史上初2位決定戦

 2回戦を行い、中部大が中京大に7−4で連勝し、勝ち点4。名城大と勝ち点、勝率で並んで2位となり、ともに明治神宮大会の出場権を争う東海地区・北陸・愛知3連盟王座決定戦(27日開幕・パロマ瑞穂)進出を懸け、リーグ史上初の2位決定戦を20日に行う。全日程が終了し、防御率1位の最優秀防御率賞は中京大の大内公貴(3年・栄徳)が1.09で、打撃賞(首位打者)は同大の和田佳大(けいた、2年・鹿児島情報)が打率4割5分5厘で獲得した。

■4番纐纈 逆転打

 これを最後の試合にはしたくない。その一心が7回の逆転につながった。2−3の2死満塁で打席が回ってきた中部大の4番で主将の纐纈(こうけつ)甲太朗捕手(4年・関商工)は「自分が打たないと勝てない。そう思ったら無我夢中で・・・」。中前に打球を飛ばし、2点を挙げて逆転。本人は打ったボールの球種どころか、打球の方向さえ覚えてないほどだった。

 同期の一振りに次打者・細川純平一塁手(愛知商)もスイッチが入った。追い込まれても浮いたスライダーを逃さず、今季3発目の右越え2ラン。「纐纈が引っ張ってくれたチームだから。彼が打つといつも打てるんです」。中軸2人の最上級生らしい働きで、2位決定戦へ望みをつないだ。

 名城大が先に連勝で勝ち点を取ったため、負ければ3位でリーグ戦を終えるところだった。雨で3日も延びたが、その間は試合前に必ず行う15メートルダッシュを全員で繰り返し、気持ちを高めていた。

 明治神宮大会に出場するには2位決定戦に加え、王座決定戦で2試合を勝ち抜かなければいけない。「高校野球なら今のところは県大会ベスト8ですかね。あと3つ勝ったら全国ですね」と細川。負けられない戦いに向け、気合を入れ直した。 (平野梓)

■大内 最優秀防御率 打撃賞は和田

 2度の完封勝利を遂げて最優秀防御率賞を獲得した大内は、「調子が良くない割には抑えられたので良かった。四球が少なく、課題だったコントロールが安定した結果だと思う」と受け止めた。

 同じく初タイトルとなった打撃賞の和田は、リーグ序盤は下位打線だったが、好調ぶりを期待され後半から1番打者に。「次の打者につなごう、と追い込まれる前に積極的に振っていったのが功を奏した。低い弾道を意識できたのも結果につながった」と喜んだ。

▽2回戦(中部大2勝)
中部大 200000500―7
中京大 201000100―4
本塁打 細川(部)

(2017年10月19日 中日スポーツ13面より)

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