■市と愛産大が体験教室も

　ロンドン五輪で銅メダリストを輩出するなどアーチェリーが盛んな岡崎市で、東京五輪を前に競技の人気を盛り上げようと、アーチェリーの全国大会や一般向けの体験イベントが初めて開かれる。

　全日本アーチェリー連盟が１６、１７両日に「ＩＳＰＳ　ＨＡＮＤＡ　ＣＵＰ」を岡崎中央総合公園（高隆寺町）で実施。全国の中学生から大人までの選手１８５人が参加する。トップレベルの選手が参加する大会として、これまでは静岡県内で開かれていたが、今年から岡崎市で開かれる。試合は誰でも見学できる。

　大会に合わせて市民にもアーチェリーに親しんでもらおうと、市と愛知産業大が体験教室を企画。強豪の愛産大アーチェリー部の部員らが指導を担当する。１６日は午前１０時半〜午後４時、１７日は午前１０〜正午にあり、身長１３０センチ以上であれば、誰でも無料で参加できる。

　ロンドン五輪アーチェリー日本代表監督も務めた同大の新海輝夫教授（６０）は「岡崎には全国レベルの選手が多くいる。一般の人もアーチェリーに触れ、五輪に向けて機運を高めていければ」と話す。

　（問）愛産大地域共同教育研究センター＝０９０（６３６６）０２１５

　（森田真奈子）

（2017年9月6日　中日新聞朝刊西三河総合版より）

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