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中日新聞掲載の大学記事

2017.07.11

食べ物の大切さ 農作業通し実感 美浜で日福大生

 美浜町の日本福祉大子ども発達学部の1年生21人が5日、同町上野間で農作業と調理体験をして、食べ物の大切さを学んだ。

 学生たちは小学校や幼稚園の教諭、保育士などを目指し、ゼミでは食育をテーマに活動している。今回は農作業の大変さや、自ら調理した食べ物のおいしさを感じてもらうのが狙い。

 同町上野間の広沢さん(73)の100平方メートルの畑で草刈りをした後、土を耕して畝をつくり、枝豆の種をまいた。同町布土の農家、杉山さん(28)と橋本さん(26)が鎌やくわの使い方などを指導した。

 広沢さんの畑で収穫したジャガイモを蒸して、塩やマヨネーズを付けて食べた。天草を煮出してつくったところてんも味わった。

 大橋佑斗さん(18)は「草の根が引っ掛かるのでくわを使うのが難しかったが、農作業の楽しさも分かった。いつか子どもたちの指導に生かしたい」と話した。 

(2017年7月11日 中日新聞朝刊知多版より)
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