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2017.06.18
音の科学 目隠しで学ぶ 金沢工大 児童が迷路ゲームなど体験
野々市市内の小学生に科学の面白さを伝える教室「カメリアキッズ・空間サイエンス編」が17日、同市の金沢工業大であった。小学4〜6年生13人が音を頼りに壁にできる限り近づいたり、迷路でゴールを目指したりした。(冨田章午)
同大の土田義郎教授とゼミ生が「音ってなんだ」をテーマに企画した。児童は目隠しをしてつえで床を打って反射音の大きさを聞き分けながら壁との距離を縮めたり、学生がペンで机をたたく音を頼りにゴールに向かったりした。
菅原小学校4年の男児(9つ)は「壁が近くなると音がどんどん高くなるように感じた。潜水艦は反射音を使って周りの船の位置を把握すると聞いたので、潜水艦に関しても調べてみたい」と笑顔を見せた。
アフリカの民族楽器「カリンバ」を割り箸や竹串で作り、目隠しをした児童がカリンバをたたいた人の位置を当てるゲームもあった。土田教授は「音楽以外にも音は生活に関わっていることを知るきっかけになれば」と話していた。
(2017年6月18日 北陸中日新聞朝刊かが白山総合版より)
同大の土田義郎教授とゼミ生が「音ってなんだ」をテーマに企画した。児童は目隠しをしてつえで床を打って反射音の大きさを聞き分けながら壁との距離を縮めたり、学生がペンで机をたたく音を頼りにゴールに向かったりした。
菅原小学校4年の男児(9つ)は「壁が近くなると音がどんどん高くなるように感じた。潜水艦は反射音を使って周りの船の位置を把握すると聞いたので、潜水艦に関しても調べてみたい」と笑顔を見せた。
アフリカの民族楽器「カリンバ」を割り箸や竹串で作り、目隠しをした児童がカリンバをたたいた人の位置を当てるゲームもあった。土田教授は「音楽以外にも音は生活に関わっていることを知るきっかけになれば」と話していた。
(2017年6月18日 北陸中日新聞朝刊かが白山総合版より)