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2017.03.25
県立大生 真珠デザイン 企業と協力 展示会へ多言語パンフも
長久手市の県立大外国語学部の学生4人が、三井物産、百五銀行の協力を得て真珠の加工、販売業OKKO真珠(三重県伊勢市)が扱う真珠アクセサリーをデザインした。4月に東京都内で開かれる展示会では、海外展開も視野に入れて多言語のパンフレットなども用意する。(村松秀規)
県立大の多言語学習センター(iCoToBa)で、2015年春に開講した科目「あいちものづくり・学生共同プロジェクト」の一環。
プロジェクトでは、企業と連携し、学生が語学力を生かして、製品の多言語パンフレット作製や、海外の展示会で使う商品説明を手掛ける。これまでも一宮市の毛織物、安城市の緑茶、岐阜県関市の刃物など企業16社の製品PRをした。
今回は、モノづくりへの理解をさらに深める狙いで、商品PRだけでなく、企画段階から学生が関わる取り組みを試験的に実施することに。当初からプロジェクトを支える三井物産、OKKO真珠の取引先の百五銀の協力で、実現した。
真珠アクセサリーのデザインを手掛けたのは、外国語学部4年の福岡遥さん(22)、3年の坂本桃代さん(22)、山口智美さん(22)、戸塚菜水さん(22)。
4人は、真珠アクセサリーを身近に感じてもらおうと20代女性をターゲットにした。県立大などの学生100人にアンケートをしたり、OKKO真珠と話し合ったりしてデザインを考えた。
完成品は、ネックレスやピアス4点。石言葉を参考にダイヤやトルコ石などをアクセサリーに取り入れ、1人1人の思いや個性を込めた。
学生たちは、まとめサイト向けの記事も作成。商品化の時期や価格は未定という。
4人は「伊勢の真珠のよさを広めると同時に、本物の真珠を若い世代を中心にもっと身近に感じてもらえたら」と話している。
展示会は、4月26〜28日、東京ビッグサイト(江東区)で開かれ、20カ国以上、700社の出展が予定されている。
(2017年3月25日 中日新聞朝刊県内総合版より)
県立大の多言語学習センター(iCoToBa)で、2015年春に開講した科目「あいちものづくり・学生共同プロジェクト」の一環。
プロジェクトでは、企業と連携し、学生が語学力を生かして、製品の多言語パンフレット作製や、海外の展示会で使う商品説明を手掛ける。これまでも一宮市の毛織物、安城市の緑茶、岐阜県関市の刃物など企業16社の製品PRをした。
今回は、モノづくりへの理解をさらに深める狙いで、商品PRだけでなく、企画段階から学生が関わる取り組みを試験的に実施することに。当初からプロジェクトを支える三井物産、OKKO真珠の取引先の百五銀の協力で、実現した。
真珠アクセサリーのデザインを手掛けたのは、外国語学部4年の福岡遥さん(22)、3年の坂本桃代さん(22)、山口智美さん(22)、戸塚菜水さん(22)。
4人は、真珠アクセサリーを身近に感じてもらおうと20代女性をターゲットにした。県立大などの学生100人にアンケートをしたり、OKKO真珠と話し合ったりしてデザインを考えた。
完成品は、ネックレスやピアス4点。石言葉を参考にダイヤやトルコ石などをアクセサリーに取り入れ、1人1人の思いや個性を込めた。
学生たちは、まとめサイト向けの記事も作成。商品化の時期や価格は未定という。
4人は「伊勢の真珠のよさを広めると同時に、本物の真珠を若い世代を中心にもっと身近に感じてもらえたら」と話している。
展示会は、4月26〜28日、東京ビッグサイト(江東区)で開かれ、20カ国以上、700社の出展が予定されている。
(2017年3月25日 中日新聞朝刊県内総合版より)