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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.09

社会貢献 取り組み紹介 中部大生、被災地支援など

 春日井市松本町の中部大で8日、学内の「ボランティア・NPOセンター」で活動する学生の報告会があり、東日本大震災の被災地支援などの取り組みが報告された。

 2004年に設立された同センターには、450人の学生が登録。社会福祉や国際理解など6つのプロジェクトに分かれて活動している。報告会では、それぞれのリーダーが約100人の学生や教授を前に発表した。

 災害対策プロジェクトリーダーの神村和哉さん(3年)は、宮城県気仙沼市の大谷地区を紹介する観光パンフレットを製作する様子を紹介した。

 神村さんたちは昨年8月に地元の飲食店や歴史資料館を取材。住民が「仮設住宅が解体され、地域のつながりが薄れてしまう」と危惧していることを知った。学生たちの「地域の魅力を伝え、活気を取り戻す手伝いをしたい」との思いがパンフレットにつながったことを説明した。

 パンフレットは今年の夏までに完成させ、愛知県内での配布を計画している。(浅野有紀)

(2017年3月9日 中日新聞朝刊近郊版より)
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