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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.02

連携センター 活用法を検討 高山市と8大学

 高山市は1日、岐阜大など8大学との連携を進める会議を市役所で開いた。2017年度中に設立する大学連携センターで、各大学が求めることや具体的な連携内容などを話し合った。

 岐阜大、岐阜経済大、松本大、名古屋芸術大、愛知大、文教大、中部大、名古屋学院大の学長らが出席。市はセンターを同市千島町の飛騨・世界生活文化センター内に設立することを想定している。自治体シンクタンク機能では、学生や教員の研究、調査で得た情報を提供することなどが提案された。大学活動の誘致では、ゼミ活動やインターンシップ(就業体験)受け入れなどが話し合われた。

 「大卒の人材が雇える企業はそう多くない。連携を機に企業側も人事の仕組みが変わるといい」「連合大学のようなイメージで、単位をそろえて卒業できるのが理想」などの意見も出た。

 国島芳明市長は「大学の幅広い知見を借り、重要な施策の柱としたい」と話した。(片山さゆみ)

(2017年3月2日 中日新聞朝刊飛騨版より)
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