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中日新聞掲載の大学記事

2016.05.15

世界の中の日本意識を 名城大新拠点 池上さん記念講演

 4月に開所した名城大の新拠点「ナゴヤドーム前キャンパス」(東区矢田南4)の一般開放行事が14日にあり、同大教授でジャーナリストの池上彰さんが記念講演した。

 池上さんは、キャンパス開所と同時に新設された外国語学部の1年生らに経済を教える。「学生には『世界の中の日本』を意識してもらいたい」と語り、東西冷戦が日本経済にどう影響を与えたかなど、講義のテーマを紹介した。

 メインの演題は米大統領選について。現地取材で見聞きした各陣営の雰囲気を伝えながら「われわれの感覚からすると、びっくりするような人が候補者になろうとしている。大統領選を見ていると、民主主義の素晴らしさと危うさの両方を感じる」と話した。

 記念講演の他に、学生らが語学学習や留学準備をするための施設「グローバルプラザ」などが開放され、施設に常駐する外国人教員が英語でキャンパスを案内する見学会もあった。 (安藤孝憲)

(2016年5月15日 中日新聞朝刊市民版より)
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