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中日新聞掲載の大学記事

2016.05.03

御朱印帳 開いて飾って 山県のメーカー 専用額縁を改良

 寺社の御朱印を納める帳面を入れる額縁を製造販売している山県市の木工品メーカー「山田木管工業所」は、御朱印が見られるよう帳面を開いて飾れる新商品を開発した。6月から販売する。(北村剛史)

 同社は昨年、御朱印帳用の額縁を販売。400個ほど売れたという。ただ、帳面を閉じて入れる額縁だったため、飾っても表紙しか見えなかった。

 「御朱印帳を開いて飾りたい」という声に応じて登場した新商品は、表面の透明なアクリル板と、額縁の裏板との間にスポンジを入れて御朱印帳を固定。帳面を開いて飾れるようにしている。

 色あせを防ぐため、紫外線をカットするアクリル板への変更も可能。木目調と焦げ茶、白の3色で、幅が異なる3つのサイズがある。

 同社のインターンとしてこの商品の販売を担当する愛知淑徳大3年の阿部汐里さん(20)=名古屋市守山区=は「500個の販売が目標。ネットなどでも受け付けるが、小売店にも置いてもらえるよう営業したい」と話す。

 値段は、小が税抜き5800円、中は7800円、大は9800円。アクリル板の変更は別に費用が必要。(問)山田木管工業所=0581(22)1230

(2016年5月3日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)
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