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2016.01.23
ランナー99%「満足」 生活影響でも市民88%継続希望 「金沢マラソン」評価は?
金沢マラソン組織委員会は22日、昨年11月15日の第1回大会終了後に一般市民、ランナー、ボランティアらを対象に実施したアンケート結果を公表した。回答した一般市民の77%、ランナーの99%、ボランティアの90%が、大会について「よかった」「満足した」などと回答。参加者、市民ともに満足度の高いイベントとなったことが裏付けられた。(清水俊介)
アンケートは、組織委に協力して金沢学院大、金沢工業大、金沢星稜大、金沢大が実施。一般市民は、市のアンケートに協力する「eモニター」の199人が回答。ランナー(5159人)とボランティア(1354人)は実際に参加した人が回答した。
一般市民は大会の評価について「良かった」が38.2%、「どちらかといえば良かった」が39.2%、「改善が必要」が21.6%だった。
日常生活への影響は、「全く影響がなかった」が15.1%、「あまり影響がなかった」は35.7%で、約51%が影響がなかったと回答。一方で「かなり影響があった」が15.6%、「少し影響があった」は33.7%で49%は生活への影響を認めた。
具体的には、「車を利用できなかった」(61.2%)、「道路を横断できなかった」(48%)と、交通規制の影響が大半を占めた。
今後の開催については、88.9%が「開催すべき」、11.1%が「開催すべきではない」と回答。市民は金沢マラソンの継続に理解を示している。その理由は「まちのにぎわいや活性化につながる」「金沢の魅力をPRできた」の割合が高かった。
ランナーは79%が「大変よかった」、20%が「よかった」と回答。「あまりよくなかった」という回答も1%あったが、沿道の応援にはほぼ全員が「満足した」という回答だった。
ボランティア参加者は、33.1%が「大変満足した」、56.9%が「満足した」と回答。来年以降の参加については、「ぜひ参加したい」が29.6%、「参加したい」が53.9%で、約84%が来年以降の参加に前向きだった。
山野之義市長は「9割のボランティアが満足してくれたことは、大変うれしい」と述べた。
(2016年1月23日 北陸中日新聞朝刊金沢加賀版より)
アンケートは、組織委に協力して金沢学院大、金沢工業大、金沢星稜大、金沢大が実施。一般市民は、市のアンケートに協力する「eモニター」の199人が回答。ランナー(5159人)とボランティア(1354人)は実際に参加した人が回答した。
一般市民は大会の評価について「良かった」が38.2%、「どちらかといえば良かった」が39.2%、「改善が必要」が21.6%だった。
日常生活への影響は、「全く影響がなかった」が15.1%、「あまり影響がなかった」は35.7%で、約51%が影響がなかったと回答。一方で「かなり影響があった」が15.6%、「少し影響があった」は33.7%で49%は生活への影響を認めた。
具体的には、「車を利用できなかった」(61.2%)、「道路を横断できなかった」(48%)と、交通規制の影響が大半を占めた。
今後の開催については、88.9%が「開催すべき」、11.1%が「開催すべきではない」と回答。市民は金沢マラソンの継続に理解を示している。その理由は「まちのにぎわいや活性化につながる」「金沢の魅力をPRできた」の割合が高かった。
ランナーは79%が「大変よかった」、20%が「よかった」と回答。「あまりよくなかった」という回答も1%あったが、沿道の応援にはほぼ全員が「満足した」という回答だった。
ボランティア参加者は、33.1%が「大変満足した」、56.9%が「満足した」と回答。来年以降の参加については、「ぜひ参加したい」が29.6%、「参加したい」が53.9%で、約84%が来年以降の参加に前向きだった。
山野之義市長は「9割のボランティアが満足してくれたことは、大変うれしい」と述べた。
(2016年1月23日 北陸中日新聞朝刊金沢加賀版より)