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2016.01.10
中小企業に学生好印象 大垣でシンポ NPO法人代表講演
企業による地元の若者の採用や就職活動を考えるシンポジウム「大垣で働こう」が9日、大垣市北方町の岐阜経済大であった。
若者の就職支援などを行う岐阜市のNPO法人「G−net」代表理事の秋元祥治さん(36)が講演。大学生の9割が就職活動で使うインターネットサイトに情報を載せているのは、県内8万3000社のうち約180社という実態を示し、「学生は大垣で就職する気がないのではなく、中小企業を知らないだけ」と指摘した。
大学生が企業選びで重視する上位3項目は「仕事内容、やりがい、職場の雰囲気」といった調査結果も取り上げ、「安定志向と言われているのはうそで、学生にとって中小企業のイメージは良い」と分析。「中小企業向けの求人サービスがインターネットで増えつつある。学生は検索を駆使して会社探しをしてほしい」と呼び掛けた。市内で働く20〜30代の会社員ら7人による座談会もあった。
シンポジウムは、市と同大が共催する社会人向けの生涯学習講座「かがやきカレッジ」の特別編。本年度のテーマ「西美濃の地方創生」の締めくくりとして開かれ、市民や学生ら100人が聴講した。(中根真依)
(2016年1月10日 中日新聞朝刊西濃版より)
若者の就職支援などを行う岐阜市のNPO法人「G−net」代表理事の秋元祥治さん(36)が講演。大学生の9割が就職活動で使うインターネットサイトに情報を載せているのは、県内8万3000社のうち約180社という実態を示し、「学生は大垣で就職する気がないのではなく、中小企業を知らないだけ」と指摘した。
大学生が企業選びで重視する上位3項目は「仕事内容、やりがい、職場の雰囲気」といった調査結果も取り上げ、「安定志向と言われているのはうそで、学生にとって中小企業のイメージは良い」と分析。「中小企業向けの求人サービスがインターネットで増えつつある。学生は検索を駆使して会社探しをしてほしい」と呼び掛けた。市内で働く20〜30代の会社員ら7人による座談会もあった。
シンポジウムは、市と同大が共催する社会人向けの生涯学習講座「かがやきカレッジ」の特別編。本年度のテーマ「西美濃の地方創生」の締めくくりとして開かれ、市民や学生ら100人が聴講した。(中根真依)
(2016年1月10日 中日新聞朝刊西濃版より)