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2015.12.19
気仙沼産サメの身おにぎり 名学院大生考案 瀬戸校舎で販売へ
名古屋学院大瀬戸キャンパス(瀬戸市上品野町)の学生が、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の特産のサメを具材に使ったおにぎりを考案した。夏休みに現地の水産加工業会社でボランティアをしたのがきっかけ。来年1月12日から22日にかけて同キャンパスで販売する。(渡辺健太)
おにぎりを発案したのは、同大リハビリテーション学部1年の林菜々さん(19)と安田いづみさん(18)。同大は全国の学生が被災地の企業で職業体験をする復興庁主催の復興支援インターンに参加しており、2人は8月から9月にかけての5日間、気仙沼市の水産加工業、足利本店で研修した。
同市は、サメの水揚げ量日本一。2人は梱包(こんぽう)や出荷作業を手伝う傍ら、サメの身を食べさせてもらった。「フカヒレのイメージしかなかったけど、鶏のささ身のようでおいしい」と感動し、サメのPRを通して人口減少が続く同市を応援したいと考えた。
研修終了後、足利本店に頼み、サメを提供してもらうことに。今月1日に同大でサメ空揚げの試食会を実施したところ好評だった。手応えを感じた2人は、学内の売店・丸善に商品を置いてもらえるよう交渉し、おにぎりの製造・販売を手掛ける駒の屋(名古屋市)と協力して商品開発を進めた。
完成したのは、甘辛い照り焼きにしたサメの身を中に詰めたおにぎり。2人は、「サメの身を食べたことがない人の先入観を払拭(ふっしょく)したい。本当においしいので多くの人に食べてもらいたい」と話している。
値段は1個100円程度を考えており、販売期間中は午前11時半ごろから売り出す。丸善は、同大瀬戸キャンパスの思星(しせい)館1階。土日休み。学校関係者以外の人も購入できる。
(2015年12月19日 中日新聞朝刊なごや東版より)
おにぎりを発案したのは、同大リハビリテーション学部1年の林菜々さん(19)と安田いづみさん(18)。同大は全国の学生が被災地の企業で職業体験をする復興庁主催の復興支援インターンに参加しており、2人は8月から9月にかけての5日間、気仙沼市の水産加工業、足利本店で研修した。
同市は、サメの水揚げ量日本一。2人は梱包(こんぽう)や出荷作業を手伝う傍ら、サメの身を食べさせてもらった。「フカヒレのイメージしかなかったけど、鶏のささ身のようでおいしい」と感動し、サメのPRを通して人口減少が続く同市を応援したいと考えた。
研修終了後、足利本店に頼み、サメを提供してもらうことに。今月1日に同大でサメ空揚げの試食会を実施したところ好評だった。手応えを感じた2人は、学内の売店・丸善に商品を置いてもらえるよう交渉し、おにぎりの製造・販売を手掛ける駒の屋(名古屋市)と協力して商品開発を進めた。
完成したのは、甘辛い照り焼きにしたサメの身を中に詰めたおにぎり。2人は、「サメの身を食べたことがない人の先入観を払拭(ふっしょく)したい。本当においしいので多くの人に食べてもらいたい」と話している。
値段は1個100円程度を考えており、販売期間中は午前11時半ごろから売り出す。丸善は、同大瀬戸キャンパスの思星(しせい)館1階。土日休み。学校関係者以外の人も購入できる。
(2015年12月19日 中日新聞朝刊なごや東版より)