愛知大学野球連盟は２９日、秋季リーグの表彰選手を発表した。最優秀選手賞（ＭＶＰ）は優勝した中京大の鈴木孝幸内野手（４年、静岡・浜松市立）に決まった。同日、名古屋市のパロマ瑞穂球場であった閉会式で表彰された。

　鈴木内野手は４番に座り、３本塁打を含む長打１０本を放ち、チーム最多の１２打点を挙げた。明治神宮大会出場権を懸け、３１日に始まる東海・北陸・愛知３連盟王座決定戦に向け「今季はファーストストライクをどんどん振ったので長打が増えた。決定戦でもやってきたことは変えずに、神宮を目指したい」と意気込んだ。

　リーグトップの５勝（２完封）を挙げ、プロ野球中日から育成ドラフト１位で指名された愛大の左腕中川誠也投手（４年、三重・伊勢工）は最優秀防御率（１．４８）、敢闘賞、ベストナインに輝いた。また中日に同４位で指名された星城大の西浜幹紘投手（４年、三重・南伊勢）とともに特別表彰を受けた。

■秋季リーグ表彰選手
最優秀選手賞　鈴木　孝幸（中京大４年）
敢闘賞　中川　誠也（愛大４年）
最優秀防御率　中川　誠也　
打撃賞　岡鼻　裕二（日福大４年）

▽ベストナイン
投手　中川　誠也
捕手　山口　和也（名城大２年）
一塁手　鈴木　孝幸
二塁手　安地　洋平（日福大１年）
三塁手　神鳥　猛流（中部大４年）
遊撃手　豊田　雄大（愛院大４年）
外野手　岡鼻　裕二
　　　　　長江　大樹（愛大４年）
　　　　　川本　　毅（中京大４年）
指名打者　竹中　周平（愛大３年）

（2015年10月30日　中日新聞朝刊24面より）