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中日新聞掲載の大学記事

2015.09.02

災害に備え日頃の準備 啓発や情報提供で連携 武豊町と日福大が協定締結

 武豊町と学校法人日本福祉大学(美浜町)は1日、防災や減災で日ごろからの連携を心掛ける防災協定を締結した。具体的には、町の防災、減災の啓発事業に大学側が協力したり、災害発生時に町内に住む学生の安否情報を町が大学側に提供したりするなど4項目を定めた。

 協定の期限は1年間で、両者から申し入れがなければ1年間自動更新される。

 これまで、町の防災教育ガイドブックの作成に日本福祉大の教員や学生が協力するなど交流を続けてきた。大学側が知多半島の自治体と防災協定を結ぶのは4例目だが、キャンパスのない自治体と結ぶのは初めて。

 町役場であった締結式には、籾山芳輝町長や学校法人の丸山悟理事長ら計16人が出席。籾山町長と丸山理事長、日本福祉大の二木立学長が協定書に調印した。籾山町長は「これまでの交流に加え、協定締結で町民の安心にもつながる」と歓迎。丸山理事長は「共同事業推進に誠意をもって取り組む」と述べた。(大久保謙司)

(2015年9月2日 中日新聞朝刊知多版より)

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