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中日新聞掲載の大学記事

2015.07.02

セイノー商事と朝日大生が連携 ギフト商品開発

 瑞穂市穂積の朝日大経営学部ビジネス企画学科の学生たちが、地元の菓子や紅茶を詰め合わせたギフト用商品「柿のお茶会」を考案した。西濃運輸系の「セイノー商事」(大垣市)が通信販売する。

 考案したのは、いずれも4年の上田翼さん(21)と成瀬隆昌さん(21)。

 富有柿を原料に、瑞穂市の菓子店が製造・販売している焼きまんじゅうと洋菓子計3種と、池田町の業者が加工している紅茶を詰め合わせた。3450円(税込み)。500セットを販売する。セイノー商事のホームページなどで受注を始めており、7月に発送する。

 商品開発は学生の教育が目的。朝日大側がセイノー商事側に協力を求めた。

 昨年10月から、学生14人とセイノー商事の担当者らが話し合い、県産品を使った商品を企画することにした。学生側から8種の提案があり、上田さんと成瀬さんの案が採用された。上田さんは「お菓子と紅茶は合うと考えた」と話し、成瀬さんは「県外の人にも岐阜の魅力を知ってもらえる」と採用を喜んだ。

 朝日大は、西濃運輸の持ち株会社「セイノーホールディングス」(大垣市)と産学連携協定を結んでいる。今年1月には、マーケティング分野でも連携する覚書を交わした。(磯部旭弘)

(2015年7月2日 中日新聞朝刊西濃版より)
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