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2014.12.11
ドナルド・キーンさん 金沢工大講演 若者へ日本文学のすすめ
米コロンビア大名誉教授で日本文学研究者のドナルド・キーンさん(92)が10日、野々市市の金沢工業大扇が丘キャンパスで「私と金沢〜若き人たちへ〜」と題して講演した。
新潮社編集委員の堤伸輔さんが聞き手を務めた。キーンさんは18歳の時にニューヨークの書店で見つけた「源氏物語」を読んで、感動したことが日本文学を研究するきっかけになったエピソードを紹介した。
会場入り口では、源氏物語の他に、近松門左衛門の「曽根崎心中」や三島由紀夫の「金閣寺」など若い人に読んでもらいたい13冊の本をピックアップしたリストを配布。「どれも素晴らしい作品。難しい原文ではなく、まずは現代語訳で文学のすばらしさを感じて」と促した。 (稲垣遥謹)
(2014年12月11日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)
新潮社編集委員の堤伸輔さんが聞き手を務めた。キーンさんは18歳の時にニューヨークの書店で見つけた「源氏物語」を読んで、感動したことが日本文学を研究するきっかけになったエピソードを紹介した。
会場入り口では、源氏物語の他に、近松門左衛門の「曽根崎心中」や三島由紀夫の「金閣寺」など若い人に読んでもらいたい13冊の本をピックアップしたリストを配布。「どれも素晴らしい作品。難しい原文ではなく、まずは現代語訳で文学のすばらしさを感じて」と促した。 (稲垣遥謹)
(2014年12月11日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)