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2014.07.31
エコノミスト 論壇から教壇へ
中部地方の看板エコノミスト2人が、所属シンクタンクから相次いで大学教授に転身する。共立総合研究所の江口忍名古屋オフィス代表(49)が名古屋学院大教授に、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内田俊宏シニアエコノミスト(46)は中京大客員教授にそれぞれ就任する。名古屋地区でのメディア露出度が高い2人だが、今後は大学から情報発信する。
江口氏は来年3月に退社し、来春に新設される現代社会学部で、中部経済の成長戦略などの講義を担当する。内田氏は31日に退社し、8月から中京大経済研究所研究員となる。来春から経済学部の客員教授に就き、中部経済論を教える。2人はお互いの転身を知らず、時期が重なったのは「偶然」だという。
江口氏は独自の視点の鋭い経済分析に定評があり、愛知県や名古屋市の有識者懇談会の委員など、公職も多く務める。「地域を支える人材の育成に力を注ぎたい。リニア中央新幹線の開業で、愛知・名古屋がどう変貌するか、積極的に情報発信したい」と意気込む。
内田氏は分かりやすい経済解説で知られ、現在9本のテレビ、ラジオ番組でコメンテーターを務め、お茶の間の知名度も高い。「リニア時代を迎えて首都圏との競争が激しくなる中、地元経済の強みを理解し、活性化に貢献できる人材を育てたい」と抱負を語った。
(2014年7月31日 中日新聞朝刊1面より)
江口氏は来年3月に退社し、来春に新設される現代社会学部で、中部経済の成長戦略などの講義を担当する。内田氏は31日に退社し、8月から中京大経済研究所研究員となる。来春から経済学部の客員教授に就き、中部経済論を教える。2人はお互いの転身を知らず、時期が重なったのは「偶然」だという。
江口氏は独自の視点の鋭い経済分析に定評があり、愛知県や名古屋市の有識者懇談会の委員など、公職も多く務める。「地域を支える人材の育成に力を注ぎたい。リニア中央新幹線の開業で、愛知・名古屋がどう変貌するか、積極的に情報発信したい」と意気込む。
内田氏は分かりやすい経済解説で知られ、現在9本のテレビ、ラジオ番組でコメンテーターを務め、お茶の間の知名度も高い。「リニア時代を迎えて首都圏との競争が激しくなる中、地元経済の強みを理解し、活性化に貢献できる人材を育てたい」と抱負を語った。
(2014年7月31日 中日新聞朝刊1面より)