愛知学院大（本部・日進市）は２０日、４月にオープンする名城公園キャンパス（名古屋市北区）を報道機関に公開した。経済、商、経営の各学部の２〜４年の学生２０００人が通うことになる。

　キャンパスは名古屋城のある名城公園の東側で、敷地面積は２万３０００平方メートル。教室や研究室が入る高層棟は１０階建てで、３階には座禅室も設けた。

　図書館はビジネス書が中心で、食堂とともに一般開放される。講演会や学会などに利用する講堂「キャッスルホール」では市民向けの公開講座も行う。

　キャンパス内の建物には、厚いガラスや名城公園から流れてくる涼風を空調に生かすシステムを導入。省エネや二酸化炭素の排出削減に配慮した設計になっている。

　２４日に竣工（しゅんこう）・開校式を予定。２９日には午前１０時から施設見学会と区民向け公開講座を予定している。

　問い合わせは、代表電話番号＝０５６１（７３）１１１１＝から庶務課へ。

（2014年3月21日　中日新聞朝刊県内版より）