全日本フェンシング選手権大会の女子団体で中京大（名古屋市）が初めて優勝し、エースで４年生の各務原市那加浜見町、森下結衣さん（２２）が２７日、市役所を訪れ、浅野健司市長に喜びを報告した。（福沢和義）

　大会は１１月に長崎県諫早市で開かれ、中京大の女子は決勝で法政大（東京）を破って出場２４校の頂点に立った。森下さんは「初戦突破を目指して臨んだ大会だった。皆が全力を出し切れた」と語った。

　岐阜各務野高校でフェンシングを始め、３年生の全国大会で個人戦３位に。この春から各務原市内のスポーツクラブに就職が内定している。大学と高校で後輩の指導にあたりながら、自分も競技を続けるという。浅野市長は「活躍は市民の誇りで、励みにもなる」とたたえた。

（2013年12月28日　中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より）