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2008.04.15
大学生の生活費 6年で22万円減 06年度、年72万円
大学生(夜間部を除く)の2006年度の年間平均生活費は72万円で、ピークだった2000年度から22万円減ったことが、日本学生支援機構の調査で分かった。アルバイト代など収入が減る一方で、学費が値上がりする中、衣食住の生活費を切り詰めている学生の姿が浮かび上がった。
同機構は「家計収入が減っており、学生を支援する奨学金の拡充に努めたい」としている。
隔年による調査は今回、06年11月に実施し、9600人が回答。生活費は2000年度の94万円から02年度86万円、04年度77万円と3回連続の減少。
06年度の年間生活費のうち住居・光熱費は24万円、食費は19万円、衣服などその他の日常費は12万円。いずれも2000年度に比べ約5万−6万円減った。
授業料などの学費は117万円で、1968年度の調査開始から一貫して増加。一方、家族からの仕送りやアルバイト代などの収入は219万円で、ピークの02年度から5万円減った。
生活費と学費を合わせた学生生活費の平均は190万円。最も高かったのは下宿する私立大のケースで247万円、低かったのは自宅から通う国立大生の105万円で両者の差は2・4倍あった。
(2008年4月15日 中日新聞朝刊3面より)
同機構は「家計収入が減っており、学生を支援する奨学金の拡充に努めたい」としている。
隔年による調査は今回、06年11月に実施し、9600人が回答。生活費は2000年度の94万円から02年度86万円、04年度77万円と3回連続の減少。
06年度の年間生活費のうち住居・光熱費は24万円、食費は19万円、衣服などその他の日常費は12万円。いずれも2000年度に比べ約5万−6万円減った。
授業料などの学費は117万円で、1968年度の調査開始から一貫して増加。一方、家族からの仕送りやアルバイト代などの収入は219万円で、ピークの02年度から5万円減った。
生活費と学費を合わせた学生生活費の平均は190万円。最も高かったのは下宿する私立大のケースで247万円、低かったのは自宅から通う国立大生の105万円で両者の差は2・4倍あった。
(2008年4月15日 中日新聞朝刊3面より)