日進市の愛知学院大で２日、小学生を対象にした講座「スポーツ記者になろう！」が開かれた。

　国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金」の助成を受けた企画で、名古屋市内の小学生２２人が集まった。午前中は、中日スポーツの増田護記者が講義し「取材は信頼関係が大事」「まずは聞きたいことを聞こう」と手ほどきを受けた。

ラグビー部の公式戦取材

　午後はラグビー部とサッカー部の公式戦を題材に取材を開始。増田記者も残り、観戦法をアドバイスした。

　名古屋市港区の十塚悠真君（１０）は「ただで試合が見られるから記者は楽しそう。文章を書くのは好きだから、上手な記事を書きたい」と意気込んでいた。

　９日にも講座があり、記事を書いて新聞を作る。　（遠藤康訓）

（2008年11月3日　中日新聞朝刊市民総合版より）